■関東武士団「甲斐源氏」の名を後世に残す「流鏑馬」
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南アルプス市小笠原、滝沢川両岸を約1キロに渡りアヤメが咲き誇る5月上旬、南アルプス市「アヤメフェア」というイベントの一環で「流鏑馬」が披露される。時は平安末期から源平の時代を経て鎌倉幕府幕開けの頃、この辺り一帯を舞台に活躍した「甲斐源氏」一族の一角「加賀美遠光」、その長男は秋山を本拠地として「秋山光朝」、次男は小笠原を本拠地として「小笠原長清」。この親子ことのほか弓と馬の武術「弓馬術」に秀で、特に小笠原長清は、源頼朝の信頼あつく「流鏑馬」の作法を制定する。その伝統は子孫たちにより脈々と受け継がれ、やがて小笠原流礼法、小笠原流弓馬術として現在に知られている。
山梨における「流鏑馬」、馬上から弓を引く古式ゆかしい妙技は、後三年の役(1083~7)の折り、源義家の弟、新羅三郎義光が奥州で苦戦する兄に加勢のため、この甲斐で兵、馬を集めたことを発祥とする「甲斐源氏」の足跡を、くっきりと現代に刻んでいるのである。
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by calbra | 2007-04-30 14:02 |  南アルプス市
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